『 夜のとしょかん、第34夜。「なぜ岩手は日本で1番美しい県なのか? 』
通常、閉館後の図書館館内にて行っているトークイベント「夜のとしょかん」ですが、定員をはるかに超える数の応募をいただいたこともあり、今回だけは急遽図書館を一歩飛び出し、大スタジオでの開催とさせていただきました。
ゲストにお迎えしたのは、朝日新聞記者であり、ルポライターの三浦英之さん。2021年4月に一関支局、2022年4月から盛岡総局に勤務されています。
昨年12月に柏書房より刊行された『日本で一番美しい県は岩手県である』が大きな話題となっている三浦さん。神奈川県のご出身で、ルポライターとして世界110か国以上を旅してきて、数多くの受賞歴を持つお方がなぜそのように断言されているのか、聞き手のお二人とともに伺いました。
聞き手は、元盛岡タイムスの記者であり、現在はシニアライターとして活動されている大森不二夫さん。そしてもうお一人の聞き手・箪笥工房「はこや」の木戸良平さんは岩手の郷土芸能や人に魅せられ移住され、実は新聞記者のご経験もあるお方。元新聞記者でありながらそれぞれに魅力的な活動をされているお三方によるトークが和やかにスタートしました。
前半は三浦さんからは過去のご著書のうち、とくに『五色の虹』、『太陽の子』についてご紹介いただき、取材時の内容を通じて三浦さんの視点やルポライター・記者という仕事について触れる時間となりました。後半では、今回のテーマとなっている「なぜ岩手は日本で1番美しい県なのか?」を解き明かす時間として岩手の魅力が三浦さんや聞き手の視点を通じて生き生きと語られました。
本著の中では紫波町の郷土芸能・山屋田植踊と、型染業の小田中耕一さんが取り上げられており、当日ご来場されたみなさまをご紹介すると、会場からは自然と拍手が。紫波に暮らす、岩手に暮らすことの誇りを胸に、厳しい冬を乗り越えられそうな暖かさをいただけた夜となりました。



